25年以上の歴史がある福井県産和牛のブランド「若狭牛」の中でも、おいしさを増すオレイン酸含量が特に高いもの(牛脂中55%以上)を「三ツ星若狭牛」として、平成26年7月から認証を開始しました。サシが密で、きめが細かく風味が良いと評判の若狭牛ですが、さらに牛肉の食味(香り・食感)が豊かな、新しい福井県産和牛ブランドです。
認定農場で生産された安心安全な牛肉。
三ツ星若狭牛は、福井県内の畜産農家の中でも、全国団体が定めた牛の快適性に配慮した飼養管理基準を守って、出来るだけ牛にストレスを与えないよう生産していることを県の機関(家畜保健衛生所)が現地確認し、認定した農場で生産された肉牛のみを認証しています。
肉質の基準は、牛肉取引規格で肉質等級3等級以上かつ脂肪交雑4以上(※1)及びオレイン酸(※2)の含有率55%以上のものです。
※1 脂肪交雑とは、(社)日本食肉格付協会が牛肉の脂肪の度合いを12段階に区分したものです。
※2 オレイン酸は、牛肉中の脂に含まれる不飽和脂肪酸の一種。おいしさに強く関与すると言われており、脂肪酸筒易測定装置で測定します。
オレイン酸とは、身体に良い脂と言われている不飽和脂肪酸の一種で、オリーブオイルの主成分です。
オレイン酸が多いほど、脂肪の融点が低くなり、いわゆる口どけの良い脂になります。
とろける脂は、舌の上をコーティングし、うまみ成分とバランスよく交わることで和牛肉特有の風味を口いっぱいに広げ、サシの多い和牛肉でも、後味がサラツとまろやかな味わいが感じられます。
・個体識別番号の表示
店頭に並ぶ精肉にも表示され、個体識別番号から、どこで生まれ、育ち、どんな飼料を食べていたのかがわかるようになっています
※個体識別番号は下記より確認できます。
独立行政法人家畜改良センター
・生産者の努力と研究
福井の厳しい気候や環境に合わせた飼育方法、それぞれに研究を重ね考案した資料の与え方。月齢やその時の牛の体調によって、飼料の量や内容を微妙に調整することも多少あります。
・厳しい品質管理
近県の銘柄牛と比較しても厳しく、5段階に別けられている肉質等級の4等級以上の高品質な牛肉のみが若狭牛として販売されています。
鹿児島黒牛は、日本一の和牛産地・鹿児島で育てられた黒毛和牛のブランド名です。
きめ細かな美しい霜降りならではのまろやかなコクとうま味には自身があります。
鹿児島黒豚は筋繊維が細かく、肉質のしまりに優れています。
そのため、歯切れがよく独特の小味があり、ほかでは味わえない美味しさで大好評です。