社員の声

部門長紹介

営業部門 農中洋一さん(50代・入社28年目)

部門長

営業部門では、各担当者が15~20社ほどのクライアント様を担当し、注文された商品の配達や企画商品の提案などのルート営業を行っています。朝、朝礼が終わった後、注文分をトラックに積み込み、伝票を作成、会社を出発します。福井、石川、富山にまで足を運ぶ場合には、夕方までは出ずっぱりになりますね。スーパーなどの量販店や精肉店などの専門店が主なクライアント様です。

新人さんは、まず現場に入っていただき、お肉の部位や基本知識を身につけてもらった後、先輩営業と一緒に車に乗って、ルート営業を経験します。まずはお肉の基本を学んでもらいますので、未経験の方もお肉に興味があれば早く独り立ちできるでしょう。

お客様の声を直接聞きながら仕事をしますので、時には「思っていた商品ではなかった」などのクレームを受けることもありますが、感謝の声をいただくことが多いです。実際に自社がさばいたお肉を食べてくださった消費者の方から「いつもありがとう」と声をかけられた時は、本当に嬉しかったですね。

まずは、お肉が大好きであることが一番。それから、素直で、コミュニケーションが好きな方に、ぜひチャレンジしてみてほしい仕事です。

捌き部門 左近哲郎さん(40代・入社27年目)

部門長

捌き部門では、入荷した枝肉(屠畜された牛の内臓などが取り除かれ、骨が付いた状態のもの)をさばき用のナイフを使って小割にし、骨を抜き、脂をそぎ落として整形。最後に真空パックの形態にする作業を行っています。

スタッフは5名(うち計量係1名)で、1本が牛1体の半分にもなる枝肉を、毎日、約10本以上もさばいています。1本あたりの総量が250~300kgにもなりますし、非常に力のいる作業なので、スタッフはいまのところ男性のみです。1本を小割にした後、各担当部位に分かれて整形しながら、チームワークで作業を進めています。

アウトパック部門と同じく、約15℃ぐらいの低温の中での仕事ですが、お肉が乾燥しないように風がない場所で作業していることと、身体を使っていることもあって、寒さはあまり感じません。

牛肉をさばく技術は特殊です。さばきナイフをうまく取り扱えるようになるまで、早い人でも半年はかかります。お肉に誤ってナイフを入れ過ぎてしまうと、せっかくの商品が台無しになってしまうので、さばきには細心の注意をはらいます。だからこそ、美しくさばけるようになった時の達成感は言葉には尽くせません。

力強い、ガッツのある人に仕事を任せたいですね。県内では牛肉をさばくことができる業者が自社を含めて2社しかありません。地元の若狭牛はもちろん、全国各地からランクの高い牛肉が入荷してくるので、やりがいにつながりますよ。

アウトパック部門 山本 充さん(40代・入社10年目)

アウトパック部門では、主に牛肉、豚肉、および一部の鶏肉を、使いやすい大きさにカッティングし、食品スーパーに陳列するためにパック包装や値札を付ける作業を行っています。毎日、スタッフ5~6名で行っています。現在、県内6ヶ所のスーパーと提携して、朝と夕方の2回ずつ、各取引先への配送も行っております。

計量、ラップ、値札付けと、作業の流れは一見単純に見えるかもしれません。しかし、商品の売れ行きや需要量が日々異なる中で、必ず決まった時間までに注文の品を準備しなければなりません。段取りや効率を考えながら仕事を進めていると、1日があっという間に終わってしまいます。

どの部門でも、まずはお肉の部位や基本知識を現場で一緒に立ちながら覚えていくので、未経験の方でも安心して働けます。お盆や年末年始、夏は焼肉、冬はすき焼きやしゃぶしゃぶなど、スーパーの特売や四季折々の変化に応じて商品も変わっていきますので、食に興味のある方は自然と知識が身につくのではないでしょうか。

1日中立ち仕事、かつ14~18℃の室内作業です。体調管理をしっかり行い、お肉をたくさん食べるタフな社員に育ってほしいと思いますね


先輩の声

捌き部門 向井俊明さん(50代・入社33年目)

先輩の声

  仕事の内容
主にモモ肉が担当部位ですね。作業が早く終われば、別の部位を手伝うこともあります。

 2  会社の雰囲気は?
みんな仲はいいですよ。毎日、黙々と作業をしているからか、ぶつかることもありません。作業中もあうんの呼吸で進めています。

 3  仕事のやりがい
やはり、美しくさばけた時は、「きれいにできたな~」と気持ち良くなりますね。

 4  エピソード
大事な商品に、誤って深くナイフを入れてしまった時は焦りました。お客様に直接は謝罪できないので、営業担当者にとにかく謝って、次は失敗しないようにと神経を集中させました。

 5  今後の目標
これからも間違いなく、速く、美しくさばけるように、頑張りたいと思います。

 6  新人の方へメッセージ
体力と忍耐力が必要な仕事です。重たいものを持っても耐えられるような、自分を鍛えたいという方を待っています!

アウトパック部門 向嶋慶造さん(30代・入社8年目)

先輩の声

 1  仕事の内容
豚肉のこま切れなど、薄切りを行うためのスライサーと、値付け作業、トラックでの配送を担当しています。

 2  会社の雰囲気は?
元々力仕事が得意だったので、そういった作業が多いのかと思っていたのですが、現在は手元の作業が多いです。配送や力が必要な仕事もあるので、その場合には自分が率先して行っています。

 3  仕事のやりがい
手切りしかできなかったのですが、スライサーが使えるようになったり、後輩に教えることもあったりして、自分ができることが増えていくのが楽しいですね。また、納品先のスーパーの担当の方と直接売れ行きについて話をすると、感謝の言葉をいただけるのが嬉しいです。

 4  エピソード
スライサーを使うのが難しく、最初はブツブツ切れてしまいました。しかし、経験を積んで、思った通りにきれいにスライスできた時には達成感がありましたね。

 5  今後の目標
作業のスピードアップです。先輩方は無駄な動きがなく、テキパキしているので、自分も見習いたいです。

 6  新人の方へメッセージ
この仕事をしていると、自然とお肉の知識が身につきます!私自身、自炊をするのですが、お肉の鮮度や質を見分けられるようになりました。